年齢を重ねるほどに、筋肉や関節の柔軟性が低下し
筋肉や、腱・靭帯などの組織がスムーズに動きにくくなる傾向があります。
理由としては
『筋肉と筋膜の変化』
・筋繊維の減少と結合組織の増加
年齢とともに、筋肉中の筋繊維(特に速筋)が減少し、代わりにコラーゲンなどの結合組織が増加します。
結果として、筋肉が硬くなり、伸縮しにくくなります。
・筋膜の滑走性低下
筋膜とは筋肉を包む薄い皮で、隣接する組織と滑らかに動くことが重要です。
加齢により、筋膜の水分量が減少し癒着しやすくなります。
結果として筋肉同士や筋肉と皮膚の間の「滑り」が悪くなります。
『関節・軟部組織の変化』
・関節包や靭帯の弾力性の低下
加齢により、関節を包む関節包や靭帯も硬化し、可動域が狭くなります。
結果として可動域の制限により、自然な動きが困難になる。
・滑液の減少
関節の中には滑液(関節液)があり、潤滑油のような役割をしています。
年齢とともに、滑液の分泌量が減少し関節面の滑りがスムーズでなくなっていく傾向にあります。
『神経・循環系の変化』
・神経伝達の遅れ
結果として、滑らかな動きが出にくくなり、ぎこちない動きに
・血流の低下
筋肉や結合組織への血流が低下すると、柔軟性を保つための栄養や酸素供給が減少します。
結果として組織の修復や潤滑作用も低下
実際の所、運動習慣がないと上記の現象は年齢が関係なく起きてきます
まずは、習慣にすることから、始めませんか✨
身体は使ってあげるとしっかり動きように変わってきます!
日常生活に様々な影響を与える、身体の硬さ。
手を挙げて上のものを取る、靴下をはく、爪を切る、など

何気ない日常動作が快適になると、生活の質が上がります✨
メンテナンスをして、心地よい身体を作りましょう
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